プロが使うツアーボールは飛ばない!という話を聞いたことがある方もいらっしゃるかもしれません。
例えば、タイトリストPRO V1やテーラーメイドTP5、ブリヂストンツアーBなどなど。
結論から言うと、ヘッドスピードが遅い方は、飛ばない可能性があります。
ツアーボールというと、柔らかいというイメージをお持ちの方もいらっしゃるかと思います。その柔らかさというのは、ウレタンカバー。カバーが柔らかいとショートゲームでは打感が柔らかく、ウェッジの溝に食いついてスピンが効いてくれます。
ですが、ロングショットで飛距離を左右するのは、カバーではなくコアの部分。ツアーボールはこのコアの部分が硬くなっています。ですのでロングショットではディスタンス系よりもツアーボールの方が硬さを感じる方もいるでしょう。硬い方が反発力が強く飛距離性能が高いのです。最近のツアーボールはカバーのウレタンが非常に薄くなってきており、カバーが柔らかいことによる飛距離のロスが非常に少なくなってきています。したがって基本的にツアーボールの方が飛びます。ですが、ヘッドスピードが遅い方の場合、コアの部分が硬すぎてスピン量が多くなってしまい飛距離をロスしてしまいます。また、サイドスピンもかかりやすく曲がりやすいのです。
ディスタンス系と言われるボールは、コアの部分が柔らかく、カバーが硬くなっています。ヘッドスピードがそれほど速くなくてもインパクトでボールがしっかりとたわむことと、カバーの反発力で飛ばすことが狙いです。
ですので、ヘッドスピードがある程度出る方はツアーボールの方が飛びますし、逆にヘッドスピードが遅い方はディスタンス系の方が飛ぶでしょう。
最近の傾向では、女子プロもツアー系ボールを使う選手が多くなっていますので、女子プロくらいのヘッドスピードでもツアーボールを使う方がメリットが多いと言えるのでしょう。


DUNLOP(ダンロップ) ゴルフボール SRIXON Z-STAR XV ゴルフボール 2019年モデル 1ダース(12個入り) プレミアムホワイト